麗春の候 皆様いかがお過ごしでしょうか。
5月に入ってようやく暖かい日が続いた為か、今年も境内正面に木瓜の花ことボケの花が咲きました。
ボケの花と言えば、織田信長が家紋に用いていたことで有名な花ですね。花言葉である「先駆者」「指導者」も信長が由来となっているのでしょうか。
ボケの木は夏を過ぎると瓜のような実をつけるのですが、そのままではとても苦くて食べられません。幼い頃に拾ってかじって後悔したので間違いないですね。
実には疲労回復や痙攣を静める作用・利尿効果があるようで昔は乾燥させたものを薬としてたようですね。
当神社の初代宮司は薬学に精通していたらしく、昔は地元の崇敬者の方々に薬を提供していた事から境内周りには今も名残として薬に使われた実のなる木が多く生えており、今では御神木とされています(銀杏や桑など)。
興味のある方はぜひ境内の植物にも注目をしていただけると新たな発見が生まれてくるかもしれませんね。