秋晴の候 皆様に於かれましてはご清祥の事とお慶び申し上げます。
今月の27日に当神社の本殿造営並びに改修築に於ける遷座祭、また翌日28日には遷座奉祝祭を無事斎行する事が出来ましたので報告させていただきます。
「遷座祭」とは、社殿の改築・修理に際し、竣工となった神殿へ仮殿から御神体をお遷しするお祭りの事をいいます。
皆様にとって印象の強い伊勢神宮の式年遷宮は20年おきに行われていますが、本来神社の建て替えは神職も生涯に一度立ち会えるかどうかという程の一大行事と言われています。
平成31年に本殿御造営の計画が進み始め早5年、多くの方々のご協力・ご高配を賜りましてようやくここまで辿り着いた遷座祭です。
万感の思いがこみ上げて達成感をも感じておりましたが、奉賛会長・副会長から「ここがはじまりなんだ」というお言葉をいただき、今一度新たな気持ちで金刀比羅大神に御奉仕する事、氏子崇敬者皆様に報いる事が出来る様に神明奉仕していく決心を固める事が出来ました。
来月10月9日(スポーツの日)に当神社の秋祭がございますが、皆様への新社殿お披露目を兼ねたお祭りでもあります。
松前神楽や餅撒き、農産物・海産物の直売など和やかかつ盛大なお祭りとなるよう準備を進めておりますので、皆様ぜひともご参拝に足をお運びくださいますようお待ちしております。