葉桜の候 皆様いかがお過ごしでしょうか。
境内でも緑が芽吹き、大地の生命力を感じると共に爽やかな空気に心洗われる季節となりましたね。
神社鳥居の前ではすももの花が咲き、桜とはまた少し異なる趣を感じる事が出来ます。
すももの花にも「忠実」「貞節」など様々な花言葉があるそうですが、珍しいものに「誤解」というものがあるとの事。
『李下に冠を正さず』
中国の故事に由来することわざで「すももの木の下で冠を正すとすももを盗んでいるように勘違いされるから、誤解を生むような紛らわしい振る舞いをするな」という教えだそうです。
百人一首や俳句など、今の景色と先人の言葉が繋がり過去の情景が浮かんで見えた時は不思議ながらもうれしい気持ちになりますよね。